少年の頃の夢
少年の頃から抱いていた夢のひとつが叶いました。
それは・・・
“カブトムシがいる家に住むこと”
です。
少年の頃、私は昆虫博士と母親から呼ばれておりました。
ボロボロの昆虫図鑑を肌身離さず、ずーっと見てました。
大阪の街中の小さな家で育ったのですが、小さな庭があり、
キンモクセイの横にこっそりクヌギのドングリを植えて
クヌギ林を作ってカブトムシを飼うんだって言ってました。
結局、クヌギは数年経っても数十cmほどにしか成長しなかったので
あきらめたのですが、自分が大人になったらカブトムシがいる
庭を作るんだって思っていて、どんな木々があって、
それをどんな色の網でどういうふうに囲って・・・
と子供ながらイメージを膨らませていたのを覚えています。
さて、それから数十年が経ち、昆虫博士は少し変わった大人になりました(笑)
庭でチェーンソーを使って丸太を切り、薪を作ります。
何年も続けていることなので庭のある場所にはおがくずが山積しております。
先日のこと・・・そこにカブトムシの幼虫がいることを発見し
私は少年時代の時のように喜んでおりました。
ピーヨン(鶏)に掘り起こされてしまった幼虫もいましたが、
なんとか生き延びた幼虫がいよいよサナギになりました。
感動~!(泣)
立派な角がニョキっと伸びてる!
オスや~!
つ・ついに夢が叶った!
早速カナマロンさんに報告。
カナマロンさん「う、うん・・・ちょっと(気持ち悪くて)近くで見れへんわ(汗)」
鉄道君(小学生息子)(興味ナシ)
母にメールしました。
「幼いころの夢が叶ったで!」
母メール「その時が来るとさなぎになり成虫になって飛んでいくんやな。」
私「なんやこの返信は???なんか意味があるような、ないような・・・
私のことをさなぎに例えているのか???」
たまにうちの母はノスタルジックになります(汗)
結局、私の感動は誰とも共有することができず、独りでサナギを
観察することになりそうです。
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カナマロン
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