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薪を組む

ピザを焼く人は“ピッツァイオーロ(ピザ職人)”
呼ばれます。

なぜ、たかがピザを焼くだけなのに、“職人”と呼ばれるのでしょう???

それは、職人であるがゆえの“技”があるからなのです。

いろんなことを知り、経験せねばできません。

  • 原材料のこと(小麦粉など)
  • 生地の捏ね方
  • 発酵の仕方
  • 成形の仕方
  • 石窯の構造
  • 薪の火の作り方
  • 焼き方
  • などなど・・・挙げればキリがないですね。。。

    私は薪からなので、木の種類、伐り方、割り方なども
    知り経験せねばなりません。





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    これ昨夜届きました。
    ソーチェーンと丸ヤスリとそのグリップ
    SONY DSC
    これで、1年はもちます。
    刃を研ぎながら使い込んでいきます。

    石窯の素材もそうです。
    カナマロンの石窯1号の炉床は溶岩プレート
    その下は砂と塩、その下は耐火ボード・・・
    と、それにも意味があり、そういうことも知らねばなりません。

    要は、ピザのことはもちろん、ピザ以外のことも知っておく必要があります。

    炎のことも。
    どのように燃やせばどういう炎ができて、
    石窯の中のどの部分がどういう温度になるのか。
    そういうことも考えています。
    こんな風に薪を組めば、風通しがよく、大きな炎ができます。
    SONY DSC
    温度を下げたければ、薪を寝かせたり、灰を薪の上からかぶせたりします。

    上火を強くするのか、下火を強くするのか、そういうことも、
    薪の置き方、太さ、細さ、乾燥具合・・・などから調整していきます。

    当然、天候も影響します。
    温度・湿度は生地、薪、石窯に影響します。

    そういうことをどれだけ熟知してやるか、
    これが“職人”と呼ばれる理由です。

    だから、やっていておもしろいのです(笑)

    マニュアルなんてありません。
    日々変化するものに、自分がこれまで蓄積した知識と経験で
    対応するのです。

    カナマロンのピザはカナマロンでしか食べることができません。
    しかも、日々進化していきます。

    それは、私の知識と経験がどんどん蓄積されていくからです。

    私の持論ですが・・・
    飲食店で、「いつもおいしいですね!」と言われるためには、
    いつもと同じものを出してちゃダメなんです。

    いつもと同じものをお客さんに出せば、お客さんは“味が落ちた”と
    言うものです。

    いつもよりおいしいものを出して、ようやく“やっぱりおいしいですね”
    という評価になるんです。

    いつもより、すごくおいしいものを出して、ようやく“前よりおいしいですね”
    という評価になるんです。

    私はそういうつもりでやっています。
    同じものを出すというのは現状維持ではなく、衰退なのです。
    下降してるんです。ここがポイント。

    こうやって、磨き続けねばならないと思っていますし、
    この磨き続けるということが楽しめるようになったとき・・・
    Happyなのでございます(笑)





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    (NEW)人気です!季節限定ピッツァ!寒い時期しかできません(泣)
    カナマロンってどんな人達がやってるの???
    どこにあるのよ???
    いつやってるのよ???

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