なにやらキッチンから聞こえてきます。

ヒソヒソ・・・ヒソヒソ・・・
鉄道「このクレープ作ってるの、絶対パパに内緒やで。」
カナマロン「うんうん。」

鉄道「パパにこれ２個入れとこう。」
カナマロン「うんうん。」

鉄道「パパのこれにしよう。たっぷりクリーム。」
カナマロン「うんうん。」

今日は私の誕生日。カナマロンさんと鉄道君で何か作ってくれたようです。

鉄道「パパー！これ一番きれいなやつ！」
と言って、持ってきてくれました。
フルーツたっぷり入ったクレープです。

ささやかですが、結局こういう感じが一番自分には合っている気がします。

朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の中で、
とと（父）である竹蔵の言葉に
「当たり前にある毎日でも、それはとっても大切な一瞬の積み重ねだと思っています」
「当たり前にある日常はかけがえのないものですから」
というセリフがありましたが、
ほんとにそう思います。

“とと”のように、何気ない日常を家族と共に大切に過ごす。
もっと深く“食”や“暮らし”について学び、探求し続ける。

これだけで十分なのです。
『知足-足るを知る』という言葉どおりかと。