1分30秒の壁を超える
こんにちは、カナマロニー(夫)です。
今日はヒマでした。そんな時は、研究です。
当店のピッツァは1分30秒~50秒で焼きあがります。
今日は1分30秒をきったらどうなるか検証しました。
まず、生地を円盤状に
成形します。
このときのポイントは
透けるくらい薄く延ばすこと。
もうひとつは、
フチを分厚くしないこと。
フチを膨らませたいからといってフチの生地量を
多くすると重たい生地になります。
フチは薄いけど、焼成で膨らませるのが技術です。
ボリュームあるけどふんわり軽い焼き上がりになります。
相当温度上げました。
床は400℃、天井500℃
くらいです。
少しでも気を抜くと
真っ黒コゲ
ハイ!1分20秒!
薄く成形したはずの
フチがしっかり
膨らんでますね
ふわっと軽く、みずみずしい焼き上がりになりました。
フチの茶色い部分がおいしいところです。
当店の自慢の場所です。
カマドで炊いたご飯の底のコゲありますよね?あれと同じものを
作っているんです。
専門的には“メイラード反応”を起こしております。
これがおいしい旨みと香りの元でございます。
天然酵母が発酵する過程で分解して生み出されるアミノ酸と糖の反応です。
当店は長時間天然酵母で発酵させるので旨みが多いのです。
ピッツァって奥深いものです。化学がつまっております。
1分20秒のピッツァ。やはりうまかった。。。今まで焼いた中で一番うまかった。。。
このクオリティを今から来るお客様にお出ししよう・・・もうすぐ来られる・・・
つづく。。。
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